赤ちゃんは”育児慣れ”を見抜く?じいじ2人への反応の違いにびっくりした話
0~1歳の赤ちゃんって、「この人は安心できる」「この人はちょっとこわいかも」…そんな感覚をちゃんと持っている気がしませんか?
わが家の息子(1歳2ヶ月)を見ていて、それをはっきり実感した出来事があります。
それは、「2人のじいじ」に対する反応の違い。
今回はそんなわが家のリアルな体験を通して、「赤ちゃんが人をどう見ているか」、そして「人見知りの赤ちゃんに安心してもらう関わり方」について考えていきます✨
じいじによってこんなに違う?1歳息子の反応
私の父(実父)は、昭和世代にしては珍しく(なんて言い方は失礼かな?)、育児にかなりかかわってきたタイプ。
母曰く、赤ちゃん時代のわたしや姉に対して、オムツ替え・ミルク・寝かしつけ・お風呂・爪切りなど、なんでも積極的に関わっていたそうです。
今でも、落ち着いた抱っこ・穏やかな声かけで自然に息子と接してくれて、息子も10〜15分もするとすっかり安心。
最初の警戒心はどこへやら、自分からおもちゃを渡したり、両手を伸ばして「抱っこ〜」と甘えにいくほどです。
一方、義父は、育児未経験とまではいかないまでも、不慣れなタイプ。
昔ながらの「父は仕事、母は育児と家事」という家庭だったそうで、息子と関わるときも緊張しているのが見て取れます。
ミルクをあげてくれたときも義母がそばでフォローしていて、「抱っこはこうね」と助け舟を出している場面もありました。
その結果、息子は1日義実家にいても義父にはなかなか慣れず…。
帰る直前まで距離をとっていた、なんてこともあります。
※ちなみに義母には秒速で懐きます(笑)
抱っこの安定感、声のトーン、表情…全部伝わってる!
2人のじいじに対する息子の反応を見ていて改めて実感したこと。
それは、赤ちゃんは大人の「技術的な育児スキル」だけじゃなくて、「雰囲気」や「心の余裕の有無」まで感じ取っているということ。
たとえば…
こういった細かいことが、赤ちゃんの「この人は大丈夫そう」、「この人はちょっと不安かも」という判断につながっているのかなと思います。
人見知りの赤ちゃんに「安心してもらう」には?
8~10ヶ月頃に始まることが多いとされる、赤ちゃんの人見知り。
そんな風に悩むじいじ・ばあば、実はとっても多いんです。
「育児慣れしてないから」と孫と関わるのを諦める必要はありません◎
赤ちゃんに安心してもらうため関わり方のコツ
息子の様子を見ていると、「まずは赤ちゃんの存在をスルーしてパパ・ママと会話する」というのは特に大事だと感じました!
「誰?この人…」と警戒モードになっている赤ちゃんは、感情メーターがマイナス寄りになっている状態。いきなり関わろうとすると、「怖い!やめて!」とマイナスMAXまで振り切れてしまいます。
「パパとママが笑顔で会話している」→「この人はきっと安全な人なんだ」と赤ちゃんの感情がプラス寄りになってから初めて声をかけたりゆっくり触ったりしましょう。
「パパママが笑っている相手=安心できる人」!
赤ちゃんにとって、ママ・パパは「絶対的な安全基地」。
そんなママ・パパがどんな反応をしている相手なのか?をしっかり見ています。
そんな風に理解しているのでしょう。
言葉がまだまだ理解できない分、親の表情を見て、声のトーンを聞き取って、「安心」、「不安」を判断している。
想像以上に高性能な赤ちゃんセンサー、侮っちゃいけません。
まとめ|「育児に不慣れ」はカバーできる!
世の中のじいじたちは、ばあばたちに比べたらどうしても「育児に不慣れ」な人が多いと思います。
実際、赤ちゃんはじいじの「不慣れによる緊張」を感じ取って嫌がってしまうことも。
でも、関わり方のコツを理解できれば、「育児に不慣れ」はいくらでもカバー可能◎
人見知りも一過性のもの。焦らず、無理せず、ゆっくりとしたペースで関係を築いていきましょう✨